数字に強い経営者になる!CVP分析を使った業績チェック
2025/09/22
新事業を始めたものの、進捗や成果が思うように見えないと感じている方も多いのではないでしょうか。成功への道のりは、まず現状を正確に把握することから始まります。事業の成績チェックを行うことで、何か課題があるのかが明確になり、今後の戦略を練り直すためのヒントを得ることができます。この記事では、効果的な成績確認方法についてCVP分析をご紹介します。
CVP分析とは?
今回ご紹介するのは「CVP分析」です。これは、費用を固定費と変動費に分ける作業から営業成績のチェックが行えるというものです。
図1
※固定費は販売数や生産数とは関係なく発生するものなので単価はありません。
※限界利益≠粗利益です。限界利益の変動費の中には販売費及び一般管理費なども含まれています。
営業利益に営業外損益と特別損益を加減すると税引前当期純利益になります。ですから、営業利益が0だと営業上の利益も損失もない、損益分岐点上にいることになります。変数を利用すれば、特定の利益額からそれを実現させるための売上高を逆算することもできます。
営業利益が10,000円の時の売上高は0.4S-18,000=10,000で計算できます。70,000円売り上げることが出来れば利益10,000円得られることがわかります。
また、損益分岐点売上高は固定費÷限界利益率で、計算できます。例の場合の損益分岐点売上高は、18,000÷0.4=45,000円です。
限界利益はやはり20%増しかしていませんが、営業利益の増額は200%になっています。
よく言われるのは固定費がテコの役割を果たしているからということです。しかし、テコということはこの場合、売上が20%減少した場合、利益の減額は200%ということになります。今回の例のように経営レバレッジ係数が大きい場合はハイリスクハイリターンの事業ということになります。
まとめ
この表は一度完成してしまえば非常に役に立ちます。TKCの自計化システムを採用すれば毎月の監査時に損益分岐点売上高を算定できます。
損益計算書の中には変動費と固定費が混ざっていますから、整理して分ける必要があります。目的意識を持って行動できるようになるため、できるなら、この表を完成させたいところです。
厳密な数字を用いての現状の成績チェックをしたい場合はぜひともCVP分析を使ってみてください。
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