走行税とは何か
2023/01/18
皆さんこんにちは。
テレビやニュースなどで「走行税」といった言葉を目にした事はありますでしょうか。直近では令和4年10月に開催された政府税制調査会で取り上げられましたので知っている方も多いかと思います。
そこで今回は「走行税」とは何か?についてお伝えしていきます。
まず現行の自動車に係る税金は「自動車税」と呼ばれるもので、車の所有者が毎年支払っているもので、用途・排気量に応じて税額が決まっています。一方、「走行税」とは自動車が走行した距離に応じて課税額を決めるという制度です。
「走行税」によるメリット・デメリットですが、
メリットとしては、走行距離が短ければ税金が安くなる点や、排気量の多い車輛も走行距離に応じて課税されるため、場合によっては税金が安くなる点です。
一方、デメリットとしては車社会の地方では都市部に比べて税負担が増える点、更に物流・運送業の税負担が増える点です。
自動車離れやハイブリッド・電気自動車により「自動車税」での税収確保が困難となっている現状から鑑みるに、今後はより「走行税」について現実味が帯びていくかもしれませんね。
拝読ありがとうございました。
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