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iDeCoの改正内容とは?改正のメリットや活用ポイントも解説!

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iDeCoの改正内容とは?
改正のメリットや活用ポイントも解説!

iDeCoの改正内容とは?改正のメリットや活用ポイントも解説!

2025/09/16

 老後資金の自助努力を後押しする仕組みとして、注目を集めているiDeCo(個人型確定拠出年金)。2024年12月に一部改正が施行され、さらに2025年の税制改正大綱では拠出限度額の大幅な引き上げや加入可能年齢の延長など、利便性向上の方向性が示されました。

この記事ではiDeCoの改正内容とメリット、活用ポイントについて解説します。

※2025年8月時点の情報です。

目次

    iDeCoとは?

    iDeCoは自分で掛金を積み立て、投資信託や定期預金などで運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取る私的年金制度です。

    最大の特徴は税制優遇にあります。

     

    掛金は小規模企業共済等掛金控除の対象で全額が所得控除

    運用益が非課税

    受け取り時にも退職所得控除または公的年金等控除が使える

     

    これらにより、積み立て中の税負担を抑えつつ効率的な資産形成を目指せます。

    2024年のiDeCo改正内容

    国は老後資金の確保を促すため制度の柔軟化を進めています。2024年12月施行の主な変更点は次のとおりです。

     

    掛金上限の引き上げ

    公務員や企業型年金(DB)加入者など、従来月1.2万円だった第2号被保険者の上限が月2万円に増額。ただし企業年金との合計が月5.5万円を超えない範囲という条件は継続します。

     

    事業主証明書の廃止

    以前は勤務先の証明書が必須でしたが、提出不要となり、会社員や公務員も個人判断で申し込み可能に。プライバシー面のハードルが下がりました。

    2025年以降に予定される拡充

    2025年度税制改正大綱には、さらに踏み込んだ措置が盛り込まれています。

    掛金上限のさらなる増額

     1.自営業など第1号被保険者:月6.8万円 → 7.5万円

     2.企業年金のない会社員:月2.3万円 → 6.2万円

     3.企業年金がある会社員・公務員:企業年金と合算で月6.2万円まで

     

    ・加入可能年齢の引き上げ

    現行65歳未満から、国民年金被保険者であれば70歳未満まで加入可能へ。老齢基礎年金やiDeCo老齢給付金を受給中の人は対象外です。

     

    ・マッチング拠出の制限撤廃

    企業型DCで従業員が追加拠出する際、現行は事業主掛金を超えられませんが、この制限がなくなり自己資金をより多く投じられます。

     

    ・企業型DCの合計上限引き上げ

    iDeCoと合わせた拠出限度が月5.5万円から6.2万円に拡大。柔軟な拠出が可能になります。

    これらは2026年以降順次施行が想定され、加入環境が大きく改善される見通しです。

    iDeCo拡充によるメリットと留意点

    制度改正で得られる利点は多くあります。

     

    ・非課税で運用できる掛金枠が広がり、複利効果を生かした資産形成がしやすい

    ・加入期間が延びることで長期運用が可能になり、リスク分散にも有利

    ・勤務先の関与なしに申し込めるため、より気軽に制度を活用できる

     

    一方、受取時の課税には注意が必要です。退職金とiDeCoの一時金を同じ年に受け取ると退職所得控除の枠を使い切り、税負担が想定以上に増えることがあります。

    年金形式で分割受取する場合も、公的年金等控除の範囲を確認し、税務上の最適なタイミングを検討することが重要です。

    今後のiDeCo活用ポイント

    拠出枠が増えることで、会社員や自営業者を問わず非課税で積み立てられる資金が大きく広がります。資産形成計画を見直し、掛金額や投資商品を自分のリスク許容度に合わせて調整するとよいでしょう。

    さらに加入年齢の引き上げは「セカンドキャリアで再度積み立てを行う」といった柔軟なライフプランを描くきっかけになります。

     

    掛金の増減は年1回、金融機関の変更も可能です。上限拡大を機に条件の良い商品やサービスを比較し、長期的なリターンを狙うことが大切です。

    まとめ

     この記事ではiDeCoの改正内容とメリット、活用ポイントについて解説しました。

    2024年の手続き簡素化と掛金枠拡大、2025年以降のさらなる上限アップや加入年齢延長など、iDeCoは「長く・多く・柔軟に」積み立てられる制度へと進化しています。

    老後資金づくりを始めるなら、制度改正を追い風に、今から無理のない範囲で積み立てを開始するのが得策です。最新情報を確認しつつ、自分に合った資産形成の道筋を描いていきましょう。

    監修 石川勝也税理士

    東海税理士会掛川支部所属/税理士登録2004年(平成16年)/税理士登録番号 99199/大学卒業後、会計事務所に入社し税理士を目指す。/税理士試験合格科目:簿記論、財務諸表論、法人税、消費税、相続税/2005年独立開業/2009年税理士法人掛川総合会計事務所を設立/2023年代表社員に就任。 

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