法人住民税とは?仕組みと計算方法、注意点をわかりやすく解説
2025/04/21
法人が事業を行う際に避けて通れないのが「法人住民税」です。個人における住民税と同様に法人が地方公共団体に納める税金の一つですが、具体的な内容や計算方法についてはあまり知られていません。
この記事では法人住民税の基本的な仕組みから実際の課税方法、注意点をわかりやすく解説します。
目次
法人住民税とは何か?
法人住民税とは、法人が事業を行っている地域(都道府県および市区町村)に対して納める地方税の一つです。
つまり、国に納める「法人税」とは異なり、地方自治体の財源となる税金です。
法人が所在する地域社会のインフラや行政サービスを利用する以上、それに見合った負担を求める性格の税といえるでしょう。
法人住民税は、以下の2つの要素で構成されています。
1法人税割
法人税の額に一定の税率を乗じて計算される部分で、法人税額(一部中小企業の場合は税額控除後の法人税額)に連動します。
2均等割
法人税額の有無に関係なく、法人の資本金と従業員数に応じて一定額が課される部分です。たとえ赤字であってもこの均等割は課税されるため、継続的に支出がかかる点に注意が必要です。
法人住民税の計算方法
法人税割の計算方法
法人税割は、国に納める法人税額をもとに計算され、自治体ごとに定められた「法人税割率」を乗じて算出されます。
法人税割額=法人税額×法人税割率
この法人税割率は一般的に市区町だと6.0%程度、都道府県だと1.0%程度になっています。2025年4月現在の静岡市の法人税割率は6.0%、静岡県は1.0%に設定されています。
また、近年の税制改正により外形標準課税を採用する自治体が増えているため、注意が必要です。
均等割の計算方法
均等割は、資本金の額と従業員数に応じて定額が課されます。
静岡市に事務所を有する法人で資本金1,000万円以下かつ従業員50人以下の法人の場合は、
均等割額:21,000円(静岡県分)+50,000円(静岡市分)=71,000円
となります。
静岡県の場合、均等割21,000円のうち1,000円は森林(もり)づくり県民税として徴収されます。
(法人県民税均等割額の5%)
まとめ
この記事では法人住民税の基本的な仕組みから実際の課税方法、注意点について解説しました。
法人住民税は、法人が地域社会と関わる上で欠かせない地方税です。
法人税割と均等割の2本柱で構成されており、所得の有無にかかわらず一定の負担が発生します。資本金、事業の規模拡大や拠点増加に伴い、納付額も増えるため、事前に把握しておくことが大切です。
正確な申告と納付を行い、税務リスクを回避することが、安定した経営における第一歩といえるでしょう。
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