宝くじ販売と消費税の関係:仕組みを解説
2024/06/17
今回は宝くじ販売に係る消費税について考えてみたいと思います。宝くじ発売の取引の流れは、宝くじ売りさばき業者が発売団体(地方自治体)より発売等の委託を受けた受託銀行から再事務委託を受け、宝くじを仕入れます。宝くじ売りさばき業者はその仕入れた宝くじを店頭にて販売します。このときの売上げと仕入れの差額は、売りさばき手数料となります。また、宝くじ売りさばき業者は、宝くじ購入者が宝くじに当せんした場合には当せん金の支払いを行います。このときの当せん金の支払いは本来発売団体が行うべきものであり、この当せん金の立替払いに係る手数料が受託銀行より支払われます。
目次
資産の譲渡等とは
消費税の課税要件
消費税の課税対象は、国内において事業者が事業として対価を得て行う資産(注)の譲渡等および特定仕入れならびに保税地域から引き取られる外国貨物の引取り(輸入取引)に限られます。
(注)資産とは、取引の対象となる一切の資産をいい、棚卸資産又は固定資産のような有形資産のほか、権利その他の無形資産が含まれます。
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